【イスラム教の断食】マレーシアのラマダン(断食)はかなり過酷

この記事は約4分で読めます。

イスラム教 断食

イスラム教の方は純粋な太陽歴のイスラム歴の9月に1か月間ほど断食をします。

それがラマダン(断食月)と呼ばれるものです。

イスラム教徒の方の修行として行われるラマダンですが、信仰心を高めるためや、お腹が空いている人の気持ちを共有して人間の欲をコントロールし、神の恵みに感謝する期間とされています。

スポンサーリンク

ラマダン中は飲食禁止

ラマダン中は日が昇っている間は何も口に出来ません。
食べ物だけならまだしも、暑い常夏のマレーシアですが飲み物も禁止です。

30度を超す暑さの中、水も飲めないのはかなり大変だと思います。

といぷ~
といぷ~

厳格な場合は、「唾」も飲んではならないというのです。

断食はもちろん、子供、妊婦、スポーツ選手や病人など特別な理由があれば免除されます。
子供は何歳から断食を始めなさいという決まりはありませんが、6歳ぐらいから半日~少しずつ始める家庭が多いようです。

女性で生理中や旅行中の場合は断食が免除されます。
敬虔な方は断食月が終わってからその分延長で断食する方もいます。

ラマダン中の禁欲

ラマダン中は食欲を絶つほか、そのほかの禁欲も課せられます。

喫煙や性行為も日が出ている間は禁止です。

またラマダン中は特に人に親切にし、周りに施すことも求められるので、この期間はまわりにおごりまくる人が増えます。

ラマダン中の過ごし方

この時期、マレー系のお店は日中はお店を閉めている所が多いんです。

一日の断食の明ける夕方、19:30以降に営業する店がほとんどになります。

一日の断食があければ、ちょっとした「プチお祝い」で、親戚や友人宅で宴会。

そのためこの時期は必然的に皆宵っ張りになります。

日本人の方はマレーシア全国で断食と勘違いされている人も多いと思いますが、多民族国家のマレーシアでは宗教も別々。

イスラム教の方は断食をしますが、他の宗教は普段通りの食生活です。

なので、職場、学校などでは食堂もこの時期は イスラム教の人と、それ以外の人とで部屋が別々にななったりします。

またイスラム教の方はランチを取らないので1時間早めに仕事を切り上げることが許されている会社もあります。

マレーシアペナン島のラマダン

マレーシアのペナン島は、その人口の70%が中華系が占めるので、しっかり肉、豚肉、鶏肉、鴨肉、羊、牛とありとあらゆる肉をいつも通り食べています。

イスラム教の方には「すみません、いただきます」って感じです。
実際ラマダン中の屋台など、イスラム教の方は食べ物をテーブルの上に置いて太陽が沈むのをじっと待っているその横のテーブルで中華系の方はむしゃむしゃ食べるという光景もよく目にします。

マレーシアのイスラム教の方はイスラム教が国のほとんどを占めるアラブより断食修業は大変かもしれませんね。

中華系においては、やはり豚肉が大好きです。
豚肉はイスラム教で食べることを禁止されています。
しかしマレーシアでは市場やスーパーでコーナーこそ分けてありますが誰でも買うことが出来ます。

私の義母などは、「肉を残すなら、野菜を残せ。」と言うぐらいで、野菜より肉なのです。

写真は、焼き豚と鴨肉の盛り合わせご飯(RM11)。

マレーシア チキンライス

ご飯の上には、甘辛い醤油がかかっています。

この店では、野菜類は一切なく、ひたすら黙々とこの「肉」のみを食べるのです。

断食中に店に行ったことがありますが、周りは肉を求める中華系でかなり混んでいました。

もう一つは、牛肉のスープ米麺入り(RM7)。

マレーシア 屋台

こちらは、牛肉の肉団子やモツなども入っています。
トッピングでモヤシや、レタスなどを入れることもできます。

手前のオレンジ色のチリソースをつけて食べるのです。
あらかた食べ終わったこの汁に、白飯を投入し、おじや風にして最後までスープを楽しむのが、現地流。

かたや、断食、かたや、肉。

様々な人種が共存共栄するマレーシアならではの光景です。

マレーシア住んでみて、特に感じます。

といぷ~
といぷ~

人それぞれ、色々な考え方と、人生があるということを。

タイトルとURLをコピーしました